その他

電子管(発振管、真空管)

欠かせない部品

電子管(発振管、真空管)は、電子管式高周波発振機には欠かせない部品のひとつです。
昔は、日立やNEC、松下電器も製造しておりましたが、 今日では日本で唯一のメーカーが
”キヤノン電子管デバイス株式会社”です。

東芝 → キヤノン

東芝電子管デバイス株式会社からキヤノン電子管デバイス株式会社と会社名はかわりましたが、
従来と変わりなく電子管の供給も
滞ることも無く供給されております。
一部 電子管の製品名(グリッド端子周辺の形状が変わるようです)が変更になるものもあるようです。

長納期

発振機において電子管は、基本2~3ヶ月という 長納期品の最たるものです。そして消耗品でもあります。お客様には、お買上げいただいてから3~5年で予備品の準備をアナウンスさせていただいておりますが、ものによっては、高価な部品なので 予算を申請して、しばらくしてからようやく準備が整うような場合もあります。

準備万端 あるある

故障に備えて万全の体勢を整えると、故障しないものです💦
せっかく準備していただいた予備品ですが、なかなかお呼びがかからない事もしばしば…
こんな、話しもありました

お客様 「アカイさん せっかく買った電子管やけど出番全然ないで、どうしてくれる!」
アカイ 「自動車保険と同じようなモノと考えてください。 事故は起きないにこした事はないですよね」
お客様 「まぁ、それはそうやなぁ…」
アカイ 「もしもの時には、電子管 の交換 立ち上げまでお手伝いさせていただきます」
お客様 「おぉ そうか! しゃぁないなぁ」

やっと出番の来た電子管にはやさしく!


予備品をご用意いただいて何年も経過し、
やっと出番の回ってきた電子管をご使用頂く場合、
少しばかり電子管をなだめてやる必要がございます。
意気揚々と出荷され、今か今かと出番を待ちわびて、
はや◎◎年 文句も言いたくなるのは、
電子管も一緒です 😛

 

 

外 観

まず外観に汚れや傷がないかどうか確認してください。新品だと思っていた電子管が ”実は過去に交換した古い電子管だった” ということもあります。電極部に著しい酸化が無いかどうかもチェックポイントです。
また、箱に下の様なショックセンサーが付いているものもあります。 電子管は振動に弱いためですが、入荷時このショックセンサーの色が変わってしまっているものは、受け入れないようにする必要があります。

フィラメント部のチェック

1.フィラメント端子間をテスター等で導通があることを確認して下さい。輸送中・保管中に振動でフィラメントが切れてしまうことも考えらます。
2.フィラメント端子とグリッド部、グリッド部とアノードでそれぞれ導通が無いことを確認して下さい。

エージング

長期保管品は、電子管の真空状態が悪くなっている場合があります。真空状態が悪くなっている状態で高電圧を印加させると管内放電を起こす可能性があります。電子管の内部には高温動作型のゲッターが入っており、フィラメントに定格電圧を印加してエージングを1時間程度おこなうことで、ゲッターが高温となり管内真空度が良くなります。
この後も、いきなり定格まで高周波出力を発生させずに 30分程度の時間をかけ徐々に定格出力まで上昇させるようにしてください。

 手の掛かる部品

このように チョット手の掛かる部品ですが、弊社 サポート体制は万全です!
※ これで大丈夫だと思う…

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