電源装置から水が…
梅雨の季節、湿度の影響で結露しやすい時期でもあります。
冷却水の温度と気温の差があると、配管や場合によってはパネルなどに結露して滴が垂れてきたりもします。
美味しそうな滴もありますが
コーヒーやビールについた滴は、見た目とっても美味しそうに見えますが
高周波電源装置では、とっても危険な徴候です。
御存知の通り、高周波電源装置では、高電圧の部分を冷却水で冷やしている部分が多いのですが
湿度が高い梅雨の時期、冷却水が冷たくなる冬の時期は特に注意が必要です。
絶対ダメ!
そして、注意していただきたいのはここから!
高電圧の部分で結露が起こり、その滴がホースなど絶縁物を伝ってフレームまで達すると漏電が発生します。
水を伝ってアースまで電気が流れてしまうのです。
漏電ブレーカーが設置されていれば、漏電として装置が停止してくれると大きな問題とはなりません。
漏電ブレーカーが設置されていなければ、絶縁体の焼損事故にもなります。
水滴がアースまで達していない状態で、絶縁物を伝ってる状態で、
その水滴に触ってしまうと感電 してしまいます💀!
まさか?!
と思うのですが、先日お伺いしたお客さまのところでも 過去にそういった事故があったそうです。
”発振管ジャケットからつながる冷却水ホースが絶縁物に接触している部分で、
「あれ?水漏れかな?」と思って触った水滴が帯電しており、感電してしまった 😖 ”
ということです。
ホースをつたっている水滴も何の気なしに触ってしまいがちですが、絶対に触らないで下さい。
水滴をみつけたら、一度電源を落としてから 充分に確認してから水漏れなのか?
結露なのか?を判断し、対処して頂きますよう お願い致します m(_ _)m 。
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