お客様よりオーバーホールのご依頼を頂いた場合、通常、引取前に発振機を一通り見せていただき、事前にチェックしてお見積りをさせていただきます。
先日も、お客様からご依頼をいただき、お見積りをさせていただきました。
いざ、発振機を引き取らせていただき3日間の整備・点検にかかったのですが、その時、やばいやつを見つけてしまいました。
それは、発振管ジャケットのノズルなのですが、
事前のチェックで、ノズル部分にホースの後ろ側からにライトをあててノズルの先端部が短くなってきていたり、先端が歪な形状になってきていないかどうかの判断をして問題なしと思っていたのですが…
そのやばいやつは、先端が短くなってきているわけでもなく、形状もそれほど酷くはない状態に思えたのですが、ホースを外してみると!
「え!? なんじゃこらぁ!」
先端がホースに残った状態で外れてしまったのです。
こんな感じです。
取り出してみると、
こんなやばいやつ(電蝕)は、初めてみましたよぉ…
(大急ぎで、新しいノズル(SUS製)を作ってもらい オーバーホール完了までに間に合いました)
これが操業中に外れいたかもと思うと、ぞぉっとしました。
しかし、外観からの確認だけでは駄目ですね。半年に1回くらいは、ホースバンドを外して 電蝕が進んでいないか確認してみましょう!
※ 特に冷却水があまり綺麗じゃない場合は、注意が必要です。
良い勉強になりました。
電蝕については、こちらも…
0